パトコアがマネージメントサービスの100%子会社に
長期的発展目指し新体制、オフィスも移転
2015.03.14−パトコアは、システム開発企業のマネージメントサービス(MSC)の100%子会社として再出発することになった。1月23日に開催された臨時株主総会で決定したもの。パトコアは創業12年だが、今後の長期的な経営戦略を模索する中で、さらなる発展を目指すために今回の判断に至ったという。
MSCは1976年設立で社員数は約590人。富士通メインフレーム向けのソフト開発会社として成長してきた企業である。とくにここ数年、活発にM&Aを進めており、サンクレザン、ウィップス、システクといった企業を子会社化している。
パトコアは、ハンガリーのケムアクソン社の代理店としての活動に加え、法規制物質判定システム「CRAIS Chceker」をはじめとする自社開発パッケージも擁しており、ケムインフォマティクス系のベンダーとして市場では特異なポジションを築いてきている。
今回の子会社化で事業面での大きな変更はないとみられるが、親会社の営業・開発リソースを活用したシナジーが期待されるところ。なお、新たな経営体制としては、MSCの中村明弘社長が代表取締役CEOに、旧パトコアの有賀文昭取締役が代表取締役COOに就任している。事務所もMSCとの一体化を図り、3月23日付でMSC本社のあるサピアタワー26階(東京都千代田区丸の内1-7-23)に移転する。電話番号も03-6256-0331に変わる。
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<関連リンク>:
パトコア(トップページ)
http://patcore.com/jp/
マネージメントサービス(トップページ)
http://www.msc-inc.co.jp/